遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

名所杖―14

落語の「芝浜」は聞くほうも演じる方も魅力的な演目のようです。
桂三木助は夜の底が白々と開けと夜明けを描写。
古今亭志ん朝は近くの電柱?に登り淡々と語り、立川談志は徹底した世話物として語る。


でも、芝浜は夕市と言って午後開いていたようです。ですから、夜の開けるのを待つ必要などまるでなかったのです。そうは解っても名作演目です。
目黒のサンマも有名ですが、当時の江戸っ子が聞けば山の上の話とすぐ理解したでしょう。また当時、市はあちこちにあり築地一ヶ所ではありませんでした。

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