遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

バッハ

バッハ遅くに聞くようになった。それでも20歳のときだった。ワイセンベルクピアノによるバッハ曲集だった。次はバルヒャ。そして、カザルスの無伴奏チェロに辿り着く。その間にブゾーニ、シロティの編曲家も知った。特にトッカーターとフーガとなると、ストコフスキー、近衛秀麿のオーケストレーションもある。


50年前の我が街でバッハを揃えることは容易ではなかったが楽しみはあった。パイプオルガンなんて教会単位の大掛かりな楽器で荘厳さもある。日本の教会では竹製もあった。パイプオルガンに関しては日本はヨーロッパに離れすぎていた。


おまけ。シャコンヌの本来は土俗性の強い舞曲らしいが、バッハのバイオリン、ピアノ編曲だと異様な緊張感が漂うものだが、珍しく聞いたチェロ編曲では舞曲の大らかな響きを感じた。

×

非ログインユーザーとして返信する