遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

江戸百景

70歳を過ぎて江戸名所百景見るようになりました。子供の頃から東海道53次浮世絵の現在との比較を探して楽しんでいたのですが、最近は“ 江戸百 ″ を訪れるようになりました。
江戸名所百景は幕末期、安政地震で倒壊したり、傷ついたものを暖かく包み隠すように描いています。「 震災なんかに負けないで頑張ろう!」  そんなメッセージを感じます。


行列の順序を変えたり、祭りの予定を繰り上げたり、また幕府の検閲を避けて崩れたものは書かず、浮世絵を半月に1枚描いて発表していました。そしてそれが遺作集になりました。
江戸名所百景のイメージは大体解るんですが、でも現代と合成してみると、これが合成できないのです。高いビルが衝立のように視界を遮り、埋立など激しく変貌してゆく都市化でしょう。たった150年前の話ですが。


浮世絵は  “ 比丘尼橋 ″    東京駅と有楽町駅の中間、( 広重画伯の住居は八重洲口です。)左側看板   “ 山くじら “ とはイノシシのこと。右側の “ 十三里◯やき “ とは石焼き芋のこ。
火の見櫓が有楽町駅付近という。 この絵は弟子が描いたもので広重画伯の筆ではないという説がありますが、江戸名所百景の中でないと見ることができません。仲良くしましょ?

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