遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

ハモンドオルガン

老人施設にプラスチック製のよくある衣装ケース一箱と大型のオルガンが運び込まれて来た。  聞けば国大卒業後、山岳ガイドとして長野あたりの山に籠もっていたという。やがて某レコード会社専属の作曲家になりオーケストラを指揮したそうだ。おそらく有名な歌手とも仕事をしたかもしれない。 室内で朗々とハモンドオルガンを弾いた。


歩行が少し怪しい以外は健康に見えた、運んだ荷物、人の様子から独身者か身近な家族を感じなかった。心豊かな芸術家、背筋がピンと伸び楽器を奏でる姿に暖かな魅力をか感じた。

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