遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

小津安二郎

ローポジション。ノーストリー。ノードラマ。といわれる稀有な映画監督、1963年12月に逝去しているのだから60年たっている。( テレビかパソコンで観たことになる)
出演者によると、ゆったりと座っているように見えて俳優達はギュウギュウ詰めになって座らせる、反面間延びしているように立っていてもきちんと立って見えたという。


「 父ありき 」では配膳台を挟んで向かい合っているようだが、上からみると簡単に差しつ差される訳にはゆかない。
「 浮草 」では雁木の下で口論する有名なシーン、スタッフによればカメラ位置が決まるまで時間が掛かったが、俳優がカメラの前で台詞を言うだけで極めて短時間で終了している。


おまけ。「 浮草 」は東京・調布大映撮影所前の噴水池から消防車を使っての水です。

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