遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

版元

画家、絵師、版元。解りもしないのに相当楽しんでいます。
先にお金を貰って、好きに描いて描いているのが画家。集団の中である程度規制を受けて書いているのが絵師。どちらにも睨みをきかせて書物を販売するのが版元。少しは掠っていると思っている。
北斎の凄さは一瞬を捉える「神奈川沖裏」の波( の先の姿 )、専門家が唸る。だが、摺りの段階で版元の鶴の一言で色彩が微妙に変わる。
広重は現地「猿橋」に行っているにも拘らず、見えないはずの渓谷から村を描いている。多分、当時の時流と版元の意向だったかもしれません。 もう一つが、重要な旅行パンフレットだったのでしょう。     西洋では庶民が絵画を買うことは無かったようですが、日本では版画という方法で安価で購入している。

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