遺書代わりのブログ

2025年。元気で生きていたい。

ジョージ・セル

1970年の大阪万国博覧会の時にセルは来日公演した、音のよくないテレビでも彼の指揮振りに驚愕しました、最晩年もっと年老いた温厚な爺様のようにしか見えなかった。
カラヤン、ベーム、バースタインに比べると知名度はかなり低い、クリーブランド交響楽団もアメリカ4大楽団には入っていない、日本での知名度がない。しかし、欧米では有数のマエストロらしい、協奏曲でのソリスト達の凄さをみれば解る。最大の特徴は ¨揃える¨ 。
現実の演奏は人数分のズレがあるらしいくトリルはバラバラでは許されない。ピタリと合うと別の音楽を感じる。たぶん、作曲者でもそこまでの要求していないと思う。揃えるということは凄い緊張感が伴う気がする、だから違う音楽に聞こえる。もう半世紀がたつ。

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