楠木を抽出して作られる樟脳は、戦前は台湾より移入されていたそうです。煙草、塩、樟脳が専売公社の専売品とか。 歩行訓練している霊園墓地の大樹がよく見るとクスノキでした。今、九州で2ヶ所で作られているそうです。驚くほど原始的に燃焼させて取るようですが、素人が眺めると炭でも作っているようにしかわかりません。今日は熱い位好天気ですが、金曜日は甲信から雪が降るそうです。

思い出に鐘馗様がトレードマークで母親達が使う防虫剤と芳香を覚えています。今は化学薬品が使われているようです。  小学生の夏祭りの露店で材料を購入し、5cm程の舟を特殊な接着剤で貼り合わせ後方にエンジンの代わりに米粒程の樟脳を挟み込み、水を弾く性質を利用して洗面器の中をスイスイと動き回る夏の玩具でした。そもそも楠木の文字は日本語、榊も木プラス神で日本語。中国名は樟。英語名はカンフル。